Vラインってどの部分? Vライン脱毛のメリットや注意点まとめ
脱毛について調べていると、VラインやVIO脱毛というワードに出合います。
でも、具体的にはどの部分のことなのでしょうか?
気になるVライン脱毛のメリットや注意点なども含めて、詳しくご紹介します。
Vラインってどの部分のこと?
Vラインは「ビキニライン」のことを指し、一般的にデリケートゾーンの両サイドを意味します。
つまり、両足の付け根からデリケートゾーンまでのアンダーヘアの脱毛ということです。
このVラインは、水着を着たときや下着からアンダーヘアがはみ出やすいので、女性にとっては悩みのタネですよね。
毎回自己処理をするのは手間も時間もかかりますし、間違った方法で自己処理を続けていると、黒ずみや埋没毛などのトラブルにつながることも。
実は、全身脱毛に続いて人気の部位であると言われているほど、気にしている女性が多い部位なんです。
ほかにはIライン・Oラインもある
サロンで目にするのは、「VIO脱毛」というワード。
「V」は今ご紹介した「ビキニライン」のことです。
では、他の2つは何かというと、「I」は「Iライン」=粘膜部分を除いた女性器の両側のライン。
そして「O」は「Oライン」=肛門周りのことを意味します。
一般的に、この3箇所をセットで「VIO脱毛」とされています。
Vライン脱毛のメリット
ワキや腕、足に比べて、施術のときに少し恥ずかしい気もするVラインの脱毛。
でも、Vライン脱毛には、メリットがたくさんあるってご存知ですか?
自由にファッションが楽しめる
もっとも大きなメリットが、「自由にファッションが楽しめる」という点でしょう。
急にプールや海に行くことになったとき、「Vラインのムダ毛処理をしていなくて焦った!」という経験をしたことがある女性もいるのではないでしょうか。
水着に限らず、下着からはみ出たムダ毛は、温泉などで他の人に見られたりしたら恥ずかしいですよね。
アンダーヘアは固くて剛毛であることも多く、薄い生地の下着の場合は、布を突き抜けてくる…なんてことも!
その点、Vラインを脱毛しておけば、どんな水着や下着もキレイに着こなせます。
セクシーなデザインもものだって、自信を持って着られますよ。
また、「手入れされているデリケートゾーンは、清潔感がある」と、男性からも好評なようです。
衛生的
Vラインに加えて、Iライン、Oラインも含めて、デリケートゾーンを脱毛しておくと、とっても衛生的です。
Vラインにムダ毛が多いと、その部分に汗をかきやすく、雑菌が繁殖しやすいので、ムレたりニオイの原因になることがあります。
特に、生理のときはとてもムレやすいのでかゆみを感じやすいもの。
Vラインを脱毛すれば、そうした不快感がなくなるので、生理時を含めいつでも快適に過ごすことができます。
デリケートゾーンの肌がキレイになる
普段からVラインを自己処理しているという人も多いかと思いますが、カミソリなどで自己処理を繰り返していると、色素沈着が進みやすく、Vラインが黒ずんでしまう危険性が。
せっかくのおしゃれな水着も、黒ずみが気になって堂々と着こなせない…
なんて事態に陥ってしまいます。
毛抜きで抜いている場合は、毛穴がポツポツと目立つだけでなく、毛穴が塞がってしまい、皮膚の中で毛が成長した状態の「埋没毛」になることがあります。
これは「埋もれ毛」とも言われていて、皮膚から毛が透けて見えるのに、表面に出てきていないため処理ができない状態です。
無理にピンセットなどで埋没毛を掘り出そうとすると傷ができてしまい、そこから細菌が入ってしまいかねません。
その点、Vライン脱毛は脱毛のプロによって施術してもらうので、いつでもツルツルすべすべのキレイなデリケートゾーンを保てるのです。
形を検討しないと後悔することも
多くのメリットがあるVライン脱毛ですが、デメリットもあります。
それは、形をしっかりと検討してから始めないと、後々「しまった!」と後悔する可能性があることです。
というのも、Vラインには様々な形があります。
すべてのムダ毛を無くすハイジニーナ(無毛)のそのひとつですが、一度脱毛を終えてしまうと、前のVラインの姿には戻れません。
たとえば、温泉やプールでの着替えの際に、アンダーヘアが無毛だとひと目が気になる、将来子どもができたときに見られたら恥ずかしい、などの不安がある人は、ハイジニーナではなく、少しアンダーヘアを残した形で脱毛した方がいいかもしれませんね。
年齢を重ねてからも後悔しないように、事前によく形を検討しておきましょう。
Vライン脱毛の種類
では、Vライン脱毛の形にはどんな種類があるのでしょうか。
主な6種類をご紹介します。
・逆三角形
逆三角形に毛を残すタイプ。
水着や下着からはみ出す心配がなく、なおかつ脱毛している感じが少ないので、ナチュラルな印象も残ります。
・Iライン
細長い長方形(Iの形)に残すタイプ。
かなりスッキリした印象です。
・スクエア
逆三角形の下部分をなくした、台形のような形に残すタイプ。
・オーパール(卵型)
楕円形、卵型に残したタイプ。
丸みがあることで、見た目の印象も柔らかくなります。
・Uライン(ナチュラル)
もともとの形をいかしたナチュラルなタイプ。
自然な形なので、本人はもちろんパートナーにも好評という意見も。
いかにも「脱毛しました!」という仕上がりを避けたい人におすすめ。
・ハイジニーナ(無毛)
まったくムダ毛を残さない、無毛のタイプ。
海外では一般的で、日本でもハイジニーナを希望する人が増加中。
ハイジニーナという言葉は、「hygiene=衛生」という英語に由来しているので、脱毛することでデリケートゾーンを衛生的に保てると言えます。
ただし、男性によっては少し気にする人もおり、賛否両論分かれるようです。
目安の施術期間・回数は?
Vライン脱毛は、他の部位と施術期間や回数に違いがあるのでしょうか。
医療脱毛か脱毛サロンかによって大きく異なりますが、ここでは脱毛サロンでのVライン脱毛を例に見ていきます。
一般的に、3~5回ほどで効果が感じられ、6~12回程度の施術でほぼ気にならない状態になると言われています。
2ヶ月に1度サロンに通うと考えると、だいたい1年ほど通って効果が感じられ、2年ほどで脱毛完了とする人が多いようです。
ちなみに、Vライン脱毛の場合、基本的にどこのサロンでも生理時は施術ができません。
そのため、施術のタイミングにずれが出てくることを考えると、2年半ほど見ておいたほうがいいかもしれません。
ただし、毛の状態や量、濃さによって個人差があり、回数を重ねるにつれて毛が減っていくので、ある程度少なくなったらOKとするか、完全に毛がなくなるまで脱毛を続けたいかによっても、最終的な施術期間・回数が変わってきます。
カウンセリングのときに、自分の毛の質や量、希望するVラインの形などをサロンスタッフとしっかり打ち合わせをして、理想的なVラインを手に入れましょう!