脱毛する前の下準備、何からはじめればいい?
初めて脱毛を受ける際には、「事前に行うべき準備」があります。それがムダ毛の「自己処理」です。今回は、脱毛を受ける前に自己処理が必要な理由、自己処理は脱毛の何日前に行うべきか、必要なアイテムや注意点など、脱毛前の準備について詳しく説明します。初めて脱毛をする方は、ぜひ参考にしてください。
■自己処理を行うのに適した期間とは?
脱毛を行う前にはムダ毛を剃る「自己処理」が欠かせません。腕や脚など、脱毛予定の部位は事前に自己処理を済ませてから脱毛サロンに行きましょう。自己処理が必要な理由は、毛が長いままだと脱毛機器の効果を十分に得られないためです。脱毛サロンでは、お客様が最大限の効果を得られるようにサービスを提供しています。したがって、自己処理をせずに来店した場合、施術を断られることもあります。脱毛を受けられなくなることがないよう、しっかりと自己処理を行いましょう。
では、自己処理はいつ行うのが理想でしょうか。自己処理は予約日の3日前から前日に行うのがベストです。脱毛当日や直前の自己処理は、ムダ毛が皮膚内に埋もれたり、カミソリ負けで肌が炎症を起こす可能性があるため、控えることをおすすめします。
特に「VIO」部位の脱毛は、予約日の2~3日前に自己処理を行うのが望ましいです。この部位はデリケートなため、施術当日や前日に自己処理を行うと、脱毛後にヒリつきやすくなることがあります。VIOの脱毛を契約している場合は、自己処理のタイミングに特に注意してください。
■脱毛の準備に必要なアイテムとは?
自己処理にはどのようなアイテムが必要でしょうか。ムダ毛の自己処理にはカミソリや電気シェーバーを使用することを推奨します。自己処理は肌に負担をかけることがあるため、できるだけ肌への負担が少ない道具を選びましょう。自己処理後は必ず保湿ローションやクリームを塗り、肌に潤いを与えてダメージを防ぎましょう。
自己処理に使用すべきでないアイテムは「毛抜き」です。毛抜きは毛根から引き抜くため、脱毛機器の光が反応しなくなり、効果的な脱毛が得られません。そのため、脱毛サロンでは毛抜きの使用を禁止しているところもあります。
また、毛抜きと同様にムダ毛を引き抜くタイプの脱毛器や除毛クリームも避けるべきです。脱毛クリームは肌に直接塗って数分後に拭き取るタイプが多いため、肌を傷める原因となることがあります。ムダ毛の自己処理は刺激が少ないカミソリまたは電気シェーバーを用いて行いましょう。
■脱毛前に自己処理が必要な理由
脱毛前に自己処理が必要な理由は、脱毛機器による効果を最大限に引き出すためです。脱毛サロンの機器はムダ毛が多い状態では光が毛のメラニン色素にうまく反応しません。
さらに、光脱毛は基本的に自己処理を行ってから実施するという前提があります。脱毛効果を最大限に得るためにも、「自己処理」は重要な準備であることを意識しておきましょう。
■予防接種、飲酒、日焼けもNG!
脱毛を行う当日や前後に注意すべき点は何でしょうか?脱毛を行う際には、いくつか気をつけるべきことがあります。
その一つが「予防接種」です。脱毛前に予防接種を受けると、施術中や施術後に体調を崩す可能性があるため、施術日の前後10日間は予防接種を避けるようにしましょう。
また、脱毛前日にお酒を飲むと、施術後の肌に赤みが出る恐れがあります。そのため、脱毛予約日の前後12時間は飲酒を控えることをおすすめします。
さらに、脱毛中は「日焼け」にも注意が必要です。日焼け止めを欠かさず塗っていても、うっかり塗り直しを忘れてしまうことがあります。特に紫外線が強い季節には日焼けしやすくなります。
実は、日焼けした肌に対して脱毛を行うと、照射時にトラブルが発生する原因となります。深刻な日焼けの場合、脱毛施術自体ができなくなることもあります。日焼けのせいで施術が受けられないと、整えてきた脱毛スケジュールが乱れ、本来期待できる脱毛効果を失ってしまう可能性があります。効率よく確実な脱毛効果を得るためには、紫外線対策を徹底することが大切です。

