脱毛に通っているときは薬を服用しても大丈夫?

体調を崩した際に服用する薬ですが、脱毛施術中に無意識に飲んでしまっている方はいませんか?
脱毛中に薬を服用すると、赤みやかゆみといった副作用が強まるリスクがあるため、特に注意が必要です。
カウンセリングの際には説明があるはずですが、普段あまり薬を飲まない方は、つい忘れてしまい、脱毛サロンに行く前に服用してしまうことがあるかもしれません。
そこで今回は、「脱毛中に薬を服用しても問題ないのか」
「脱毛当日に服用しても大丈夫なのか」
「すべての薬がNGなのか」について詳しく解説しますので、脱毛を受けている方はぜひ一度目を通しておいてください。
脱毛中に薬を服用しても大丈夫なの?
脱毛サロンやクリニックに通う際、カウンセリングで脱毛施術に関する注意事項が説明されますよね。
その際に「薬を服用しての脱毛は避けてください」と言われることがほとんどです。
これは、薬の成分が脱毛に使用される光の効果を通常の状態とは異なる形で影響を与える可能性があるからです。
もし光の効果が弱まれば脱毛効果が減少しますし、逆に強まった場合は副作用のリスクが増大します。
脱毛による副作用にはいくつかの種類がありますが、特に赤みやかゆみが出やすい症状となります。
カウンセリング時にスタッフから直接説明がなくても、同意書を作成する際に記載されている規約や施術ルールに関連情報が書かれています。
契約時に「薬を服用することはないだろう」と考えていても、体調が急に悪化することは誰にも予測できません。
もしもの事態に備え、脱毛中の薬の服用についてのルールは契約時にしっかり確認しておくことが重要です。
契約書を読んでも理解が難しい場合は、スタッフに直接質問して不明点を解消しておくことをおすすめします。
薬の服用は脱毛当日のみがダメなの?
施術当日に脱毛サロンやクリニックへ行くと、体調や肌の状態に関するカウンセリングが行われます。
その中で「お薬を服用していませんか?」と尋ねられることがありますが、これは当日のみの話なのでしょうか?
実はこれは当日だけではなく、施術日の数日前からの服用も対象になります。
理由は、薬の成分が飲んですぐに体外に排出されるわけではないからです。
薬の種類にもよりますが、体内には3〜7日間残ることが多いため、その間は脱毛の効果や副作用に影響を及ぼす可能性があります。
施術当日だけでなく、その前後数日は薬の服用をNGとしているサロンが多いのです。
薬を服用してから何日後に施術を受けられるかは、サロンによって異なるルールがあるため、カウンセリング時に確認しておくと良いでしょう。
施術日の1週間以内に薬を服用した場合は、施術前にスタッフに電話で確認することをお勧めします。
脱毛の前後は全ての薬が服用NGなの?
「薬」と一口に言っても、頭痛薬や胃薬、痛み止めなどさまざまな種類があります。
脱毛前にはどの薬でも服用がNGなのでしょうか?詳しく調べてみました。
一部の薬は服用OKな場合もある
調査の結果、便秘薬については服用していても施術が受けられる場合があることがわかりました。
また、サプリメントは薬とは見なされないため、多くのサロンでは禁止されていないケースが多いです。
ただし、これも店舗によって異なるので、便秘薬やサプリメントを服用している際は、スタッフに相談しておくことが重要です。
その他の風邪薬や抗生物質、花粉症の薬については、服用NGな店舗がほとんどです。
一応脱毛が受けられるかを確認することは可能ですが、断られる可能性が高いことを覚えておきましょう。
もし常用している薬がある場合は、施術前ではなく契約前にその薬を服用しても問題ないか確認する必要があります。
契約後になると、薬の服用か脱毛のどちらかを選ばなければならなくなることがあります。
脱毛を中止する場合、違約金が発生する可能性もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
もしお忘れで脱毛前に服用してしまった時は?
万が一、脱毛前に薬を服用してしまった場合は、まず店舗に連絡し相談してみましょう。
その際に施術が可能か、予約の取り直しが必要かを教えてもらえます。
もし施術後に帰宅してから気づいた場合は、まず脱毛した部位や体調に変化がないか確認してください。
早く症状が治まることを願いますが、長引く場合は皮膚の問題なら店舗か皮膚科、体調の問題であればかかりつけ医に相談することをお勧めします。
薬の判断を自分でするのは難しいことです。
最終的な判断はお店やかかりつけの病院に委ね、自己判断で済ませないようにしてください。
まとめ
普段ほとんど薬を服用しない方でも、急に体調を崩すリスクは誰にでもあることです。
普段から薬を飲むことが少ない人だからこそ、うっかり服用したまま施術を受けてしまうことがあるため、関係ないと思わずにルールをしっかり記憶しておくことが大切です。
また、先ほども述べたように、薬に関する判断は素人には難しいものです。
「これなら大丈夫だろう」と自己判断せず、必ずお店や専門家に相談してから判断するようにしてください。

