脱毛サロン&医療クリニックの脱毛機械の種類について!

脱毛サロンや医療クリニックで使われる脱毛機器の種類についてご存知でしょうか。実は、使用される脱毛機械は1種類だけではなく、サロンやクリニックによっては複数の種類を使い分けているところもあります。今回は、一般的なサロンやクリニックで用いられている脱毛機器を紹介し、最新の脱毛技術についても触れていきます。
脱毛サロンで使われている脱毛機械の種類
多くの脱毛サロンでは、光脱毛が一般的です。光脱毛機器にはさまざまな種類がありますが、主に「IPL」と「S.S.C」の2つの方式が採用されています。これらの違いについて説明します。
IPL方式
IPL脱毛はインテンスパルスライトという光を使用して脱毛を行います。IPLはこの光の略称で、褐色や黒色のメラニン色素に反応し、毛にダメージを与えて減毛を促します。
SSC方式
SSC脱毛はクリプトンライトという光を用いています。クリプトンライトは専用のジェルを肌に塗布した後に光を照射し、毛根にダメージを与えて脱毛を促進します。この専用ジェルは減毛効果に加えて、肌を滑らかにする美肌効果も期待されています。
医療クリニックで使われているレーザー脱毛の機械の種類
医療レーザー機器は大きく分けて、ダイオードレーザー、アレキサンドレーザー、ヤグレーザーといった種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは毛根細胞に直接熱を加え、破壊します。肌の深部にまで到達し、根深い毛根にも効果的です。施術後の腫れが少なく、皮膚へのダメージも最小限に抑えられるため安心です。また、広範囲の脱毛が可能で、施術時間を大幅に短縮できます。
アレキサンドレーザー
アレキサンドレーザーは毛根のメラニン色素に反応するため、濃いムダ毛に効果的です。1回目の施術で効果が実感できると言われていますが、産毛や細い毛、日焼けした肌には不向きです。そのため、施術部位によってはダイオードレーザーと使い分けるクリニックもあります。レーザー照射時には冷却ガスを噴射し、皮膚のダメージを軽減しています。
ヤグレーザー
ヤグレーザーは濃く根深い毛に効果を発揮し、色素沈着した肌への施術も可能です。これにより、女性のVIO脱毛にも適しています。アトピーなどによる肌の黒ずみがあっても問題ありません。レーザー照射と同時に冷却ガスを噴射し、肌の温度を下げて火傷のリスクを軽減しますが、他の種類に比べて痛みが強いのがデメリットです。
脱毛サロンの最新脱毛機械!SHR式脱毛
脱毛技術は日々進化しており、従来の脱毛法のデメリットを軽減したり、美肌効果を追求する機器が登場しています。ここでは脱毛サロンの最新技術「SHR式脱毛」についてご紹介します。
SHR式脱毛の特徴
SHR式脱毛は次世代の脱毛法として、毛を作る組織全体に熱を加えて蓄熱し、毛の再生を抑える方法です。従来の光がメラニン色素に反応して一気にレーザーを照射する方法ではなく、肌の下に熱を蓄えるSHR方式は毛周期の影響を受けず、毎月脱毛が可能です。
SHR式脱毛のメリット・デメリット
毛の色にも影響されないため、細い毛やうぶ毛、色素の薄い毛の処理が可能となるのも大きなメリットです。また、脱毛による肌トラブルとしての硬毛化(毛が太く、硬くなる症状)のリスクが軽減されることが期待されます。痛みもほとんど感じないため、新たな脱毛法として注目されています。ただし、導入しているサロンが少ないため、通いやすい場所にあるかを確認することをお勧めします。
まとめ

施術時間の大幅な短縮を実現した機器や、脱毛と美肌効果を兼ね備えた機器が登場し、脱毛機器はますます進化しています。以前は痛みや高価格が懸念されていたサロンやクリニックでの脱毛ですが、新しい技術の発展により、そうした心配も解消されつつあります。「より快適に」「より理想的な仕上がりに」を目指しているサロンやクリニックは多く存在しますので、選ぶ際にはその思いを感じられるところを選ぶことが大切です。

