全身脱毛をすると疲れる理由は?疲れを軽減する方法はある?元サロン店長が解説

全身脱毛施術が終了した後に、なぜか体がだるく感じたことはありませんか?施術中はベッドに横になっているだけなのに、どうしてこんなに疲れを感じるのでしょうか?今回は全身脱毛後に疲れる理由と、その対策についてご紹介します。
全身脱毛施術が疲れる理由は?
全身脱毛を受けると、なぜ疲れが出るのでしょうか。主な理由は以下の通りです。
1. 脱毛機械で体に熱が入るために、ぐったりする
全身脱毛が疲れるのは、体が軽い「低温やけど」のような状態になるからです。脱毛機はかなりの熱を体に加えます。夏に長時間直射日光の下にいると、体が疲れることがありますが、脱毛施術も同様の状態と考えてください。
2. 施術中の痛みで体に力を入れるため疲れる
脱毛施術を受けたことがある方はご存じかもしれませんが、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じることがあります。特にVIOやうなじのような柔らかい部分では痛みが強く感じられ、施術の体勢も普段とは異なるため、体が緊張し続け、力が入ってしまいます。その結果、全身脱毛中に疲れてしまうのです。
3. スタッフに気を遣うから疲れる
サロンのスタッフは家族や友人ではないため、施術中に気を使ってしまうことがあり、特に恥ずかしがり屋や人見知りの方は、疲れを感じることがあるかもしれません。
全身脱毛施術中に疲れを軽減する過ごし方
全身脱毛の施術は「疲れ」を伴います。そのため、本来は仕事帰りなどのタイミングではあまり向きません。しかし、都心のサロンを利用している方は、仕事帰りに施術を済ませたいと考えることも多いでしょう。そこで、少しでも疲れを軽減できる「全身脱毛施術中の過ごし方」をご紹介します。
音楽を聴く
当サロンのお客様が実際に施術中に行っていた過ごし方の一つです。お気に入りの音楽を聴くことで、全身脱毛中の気分が良くなり、痛みや疲れを忘れやすくなります。ただし、他のサロンではこの方法が許可されているか分からないので、次回の予約時に確認してみてください。
寝る
もし眠れるのであれば、これは全身脱毛中に疲れを感じない最も効果的な方法だと思います。多くの大手サロンでは「スリープサイン」など、スタッフが施術中にお客様を起こさないよう配慮するサインを用意していることがよくあります。このサインを出すことで、会話が苦手な方も気を使わずにリラックスできます。ただし、体勢を変える必要があるため、深い眠りにはなりにくいかもしれません。
スタッフとの会話を楽しむ
当サロンでは、スタッフが「お客様をリラックスできるような会話を心掛ける」ことをマニュアルにしています。そのため、ほとんどのお客様が施術中に会話を楽しんでいます。雰囲気が合わないスタッフでも、恋愛や異性の話をすると盛り上がることが多く、特に同年代の場合はその話題で施術があっという間に終わることが多いです。
VIOを含む施術を受ける関係から、サロンスタッフに何でも話したいと思うのは、お客様にとってもスタッフにとっても嬉しいことです。最初は抵抗があっても、ぜひ心を開いてみてください。
全身脱毛で感じる疲れを軽減する方法を試してもまだ時間が長く感じる方には、施術の早いサロンや痛くないサロンをおすすめします。
まとめ
「美しさは簡単には手に入らない」と痛感させられるのが脱毛施術です。しかし、脱毛は一度完了すれば一生もの。辛抱するのはたったの3年ほどですので、楽しく過ごせる工夫をしてみるのが得策です!

