どこからどこまで?全身脱毛できる部位を徹底解説!
全身脱毛という言葉を耳にすると、頭の先から爪先まで、すべてのムダ毛をきれいにすることができると考える方が多いかもしれません。しかし、全身脱毛とはいっても、その対象となる範囲は脱毛サロンや医療クリニックによって異なることがあります。
では、一般的に脱毛サロンや医療クリニックで行われる全身脱毛とは、具体的にどの部分までを含むのでしょうか?ここでは、全身脱毛で脱毛可能な部位について詳しく解説します。
全身脱毛で脱毛可能な部位は?
全身脱毛の対象となる部位は、脱毛サロンや医療クリニックごとに異なります。全身脱毛を考えている方や特にきれいにしたい部位がある方は、通う予定の脱毛サロンや医療クリニックのメニューに希望の部位がしっかりと含まれているかを事前に確認することが重要です。
また、同じ部位でもその範囲が異なることがあるため、希望する部位の脱毛が可能かどうかだけでなく、具体的な範囲についても確認しておくことが大切です。
一般的に脱毛サロンでの全身脱毛では、両ワキや背中、腕、脚、お腹、デリケートゾーンなどが脱毛の対象部位として挙げられます。顔の脱毛が含まれている場合もあれば、逆に顔は除外される場合もあるため、こちらについても注意を払い、しっかりと確認することが重要です。
部分脱毛ではなく、全身脱毛することのメリットとは?
腕や脚などの特定の部位を脱毛する部分脱毛では得られないメリットが、全身脱毛には存在します。ここでは部分脱毛ではなく、全身脱毛を選ぶことの利点について見ていきましょう。
境目がきれいになる
例えば、うなじだけを脱毛した場合、背中はそのまま残るため、脱毛した部分と脱毛していない部分の境目が目立ってしまうことがあります。このような状態は見た目にも違和感を与えることがあるでしょう。
しかし、全身脱毛を行うことで、うなじや背中など、つながりのあるパーツもすべて脱毛されるため、境目が目立たず、見た目の仕上がりが非常に美しくなります。
肌に負担がかからない
気になる部分だけを脱毛する部分脱毛では、ムダ毛が濃い部分の処理はできても、他の部位については自己処理が必要になることがあります。しかし、自己処理は肌にとって大きな刺激となり得るのです。
この刺激により、肌は防衛反応としてメラニン色素を生成し、その結果、色素沈着や黒ずみといった悩みが発生する可能性があります。全身脱毛を選択することで、多くの部位を一度に脱毛できるため、部分脱毛よりも自己処理の頻度を大幅に減らすことが可能になります。
全身脱毛はいろんな部位がセットでお得!
「全身脱毛までは必要ないけれど、脇と腕と脚、そしてVIOも脱毛したい」と考えている方は、各部位を個別に選んで脱毛するよりも、最初から全身脱毛を申し込むことをおすすめします。
その理由は、全身脱毛の方が1箇所あたりの料金が大幅に割安になり、結果的にお得になるからです。
さらに、部分的に脱毛したい箇所が複数ある場合、全身脱毛を推奨するもう一つの理由は、「脱毛を始めると、他の部位も脱毛したくなることが多いから」です。脱毛を進めることで気になる部位の毛量が減少し、つるつるの肌を手に入れることになると、「思ってもみなかったけれど、〇〇も脱毛したい!」という気持ちが芽生えることがあります。
しかし、その場合には追加費用が発生することになりますので、あれもこれもと脱毛していくうちに、予想以上に費用がかさんでしまうこともあります。そうした不安を抱えている方は、最初から全身脱毛で契約しておくことで、結果的にコストを抑えることができるでしょう。
全身脱毛で脱毛できない部位はある?
全身脱毛では、脱毛サロンや医療クリニックにより脱毛部位や範囲が異なることは先に述べた通りですが、基本的に全身脱毛には「脱毛できない場所」が存在します。具体的には以下のような部位が挙げられます。
・日焼けしている部分
・ほくろやあざがある部分
・粘膜部分
・入れ墨
・乳輪周り
・目の周り
例えば「日焼けした肌」は脱毛が難しいとされています。これは光脱毛の場合、その光が毛の黒い色に反応し毛根部分を熱処理するため、日焼けしている肌にも反応して熱を与えることで、肌にダメージを与える危険があるためです。
また、OラインやIラインなどの粘膜部分はデリケートな部分であるため、脱毛できない場合があります。脱毛サロンによっては、粘膜ギリギリまで脱毛を行うところもありますが、どこまでが脱毛可能であるかの基準が明確でないことが多いため、事前に確認しておくことが推奨されます。
さらに、目の周囲は危険性が高く、安全を考慮して脱毛サロンや医療クリニックでは目周りの脱毛を行わないことが一般的です。脱毛機器からは強力な光が照射されるため、リスクを避けるための措置と考えられます。
このように全身脱毛には脱毛できない部位がいくつか存在しますので、これらの点も含めてじっくりと検討することが大切です。

