全身脱毛の正しい来店間隔は?元脱毛サロン店長が伝授!
全身脱毛施術のためにサロンに通っている方は、次回予約を決める時期についてふと疑問に思ったことはありませんか?
脱毛サロンでは、施術終了時に次の来店予約を担当者が必ず聞きにくるか、受付で次回の予約を自身で済ませて帰りますよね。そんなときスタッフから「次の全身脱毛は再来月末以降でお願いします」と想像よりはるかに長い間隔の日時指定を先手で打たれてしまったという経験、みなさんもあるのではないでしょうか?。
では、全身脱毛の正しい「来店間隔」とは何か月くらいなのでしょう。ほとんどのサロンが3か月後以降に次回予約を誘導してくる理由も気になります。
元脱毛サロン店長の筆者が皆様の疑問にお答えします。
全身脱毛の施術を受けるのに適した間隔は?
全身脱毛の施術は、約2か月に1回のペースで照射をしていくのが一般的だとカウンセリング時に説明を受けます。
しかしなぜか上記のように、全身脱毛サロンのスタッフが指定する来店間隔は、たいてい2か月後より先の日程です。
例えば、1月15日に来店した場合、お客さんの感覚からすると3、月中旬~遅くとも3月末までに次の施術を行いたいと考えるものですが、サロン担当者はこういった場合、大概4月のスケジュールに次回来店を誘導しようとします。
全身脱毛は2か月に1回の間隔での照射が理想とされているはずなのに、サロンの予約誘導はほとんど3か月以降...なんだかカウンセリングの時と言ってることが全く違うじゃない!と思います。
実は脱毛サロンでは、こういった事は日常的によくある光景です。
全身脱毛を施術する際のの正しい来店間隔は「2か月に1回」で間違いありません。だいたい人間の平均的な毛周期に合わせて施術を行う必要があるからです。正しい脱毛効果をきちんと出そうと考えるサロンでしたら、上記の例の場合ですと、1月15日に来店した場合、本来であれば3月中に予約を入れるようにお客様を誘導するべきです。
みなさんがカウンセリング時に説明を受けられた際、「成長期の毛にしか機械は反応しない」と聞いたはずです。
1回の来店で、毛の成長期に脱毛機を照射した場合、全体の手足に関しては約20%ぐらいの毛が抜けていきます。つまり、仮に1年6回の全身脱毛の契約の場合、1年以内にコースを終了させようと考えましたら2か月に1回の来店でないと終了しません。
また、3か月、4か月というように全身脱毛の間隔が空きすぎると、せっかくの1回の来店時期に毛周期になっている毛の部位がくるってしまい、抜けない毛にまで照射をしてしまうことになりますので、ムダ打ちをすることになってしまいます。
全身脱毛の次回予約で3か月以上間隔をあけることを誘導するのはなぜ?
脱毛サロンが、全身脱毛の予約を入れる時3ヶ月以上間隔をあけるのを誘導するには訳があります。理由は「サロンの予約状況の都合」です。
1月中旬に来店されたお客様を3月に誘導しない、またはできないのは、3月中のベットの稼働率が既にいっぱいなのです。そのため3月にそのお客様の予約を入れることができないのでしょう。
もしくは、全身脱毛は3ヶ月以上間隔をあけて予約をとることがルーティーンワークとなっているサロンの場合もあります。
前者の場合でしたらまだ仕方ないと思います。しかし後者はカウンセリング時に毛周期に関しては正しい説明をしているはずです。それなのに間隔をあけて全身脱毛の予約を入れさせるのは、完全に矛盾した運営体質だと言わざるを得ません。
2ヶ月に1回の間隔で全身脱毛の予約を取ることができないとき
2ヶ月よりも間隔があいた全身脱毛の予約をサロンで誘導されてしまったらどうしたら良いのでしょうか?
前述の後者にあたる「サロンの方針で全身脱毛は3か月以上間隔をあけてに来店させると決めている」というパターンのサロンの場合、お客様の方で手の打ちようがありません。
対処法としては契約時点で2ヶ月に1回の間隔で全身脱毛の予約をとることができるか確認しておくしかありません。
予約が埋まっていて2ヶ月に1度の間隔で全身脱毛ができないというのは事前に確実に避けることができます。予約が取りやすいサロンを選べば全身脱毛に適した間隔で予約をとることが可能です。
全身脱毛の施術に本当に適した間隔は2ヶ月ということがわかりましたね。
3ヶ月以上間隔があいた予約を誘導されるのは全身脱毛のサロン側に事情があったのですね。
正しい間隔で全身脱毛の予約を入れるためにも、予約が取りやすく信頼できるサロンを選ぶことは非常に大切ですね。