脱毛サロンスタッフの裏側とは?スタッフが教える良いスタッフの見分け方

全身脱毛を行うサロンを選ぶ際に、特に重要視すべきポイントの一つが「サロンスタッフの対応や質」です。
しかし、脱毛が初めての方にとっては、まだ訪れていないサロンのスタッフが優れているのかどうかの判断基準はなかなかつかめないものです。
さらに、すでにいくつかの脱毛サロンに通った経験がある方でも、大手チェーンのサロンでは、カウンセリングを担当するスタッフと実際に施術を行うスタッフが異なることが多く、全身脱毛の契約時点ではどのスタッフが担当になるのか確認するのが難しいのが実情です。
そこで今回は、脱毛サロンのスタッフの実情を理解し、優れたサロンスタッフを見極める方法を学んでいきましょう。元サロン店長である私がそのノウハウをお伝えします。
脱毛サロンスタッフ同士が裏側で親密すぎる関係のサロンは避けるべき
サロンのスタッフ同士が仲が良いのは良いことですが、脱毛サロンの施術を担当するスタッフは、20代前半の若い世代が多いため、注意が必要です。
お客様への対応中には、スタッフ同士が業務とは無関係な会話をすることは避けるべきですが、裏側であまりにもフランクな関係が見られる場合、ほんの少しの隙間時間や備品の受け渡しの際に友達のようなタメ口で話していることもあります。
スタッフ同士が「勤務中」という緊張感を持っているかどうかは、非常に重要な指標です。
・私語が多い
・同世代のスタッフ同士がタメ口で会話している
こうした事例が見られる場合、脱毛サロンのスタッフの裏側での雰囲気が、施術時にも影響している可能性が高いです。カウンセリングの際にこの点に注目することで、その店舗のスタッフの真面目さや信頼性を判断する手助けになります。
脱毛施術中の会話が面白いスタッフは裏側で何を話しているのか
もし担当者の指名や変更を希望できる場合、「世間話や恋話、下ネタを頻繁に話す脱毛スタッフ」よりも、多少会話が苦手でも、「手先が器用で、タオルの使い方やジェルの塗り方、シェーバーの使い方が丁寧なスタッフ」の方が確実におすすめです。
会話が上手な脱毛スタッフは、スタッフ間でその日の施術に関する話をしていることも考えられます。悪口は言わないかもしれませんが、自分の施術内容を他のスタッフと話すのは気分の良いものではありません。
さらに、脱毛施術は他のエステメニューと比較して「作業の正確さ」が最も重視されるため、会話に気を取られて照射位置がずれてしまうこともあります。楽しい会話ができるスタッフに会えるのは嬉しいですが、裏側で何が話されているかはわからないのが気になります。施術の仕上がりを重視するのであれば、少し控えめで地味なタイプのスタッフの方が、より丁寧に施術を行ってくれるでしょう。
裏側で勉強を続けているスタッフは脱毛に関する知識が豊富
一般的に脱毛サロンで施術を行うスタッフは、「脱毛のメカニズムを理解していない」とは考えにくいですが、残念ながらそんなスタッフがいるサロンも存在するのが現実です。
特に脱毛施術の料金が安いサロンは、稼働率が高く「猫の手も借りたい」ほど忙しいため、現場は人手不足に悩まされていることが多いです。
さらに、これは業界における裏話ですが、脱毛専門サロンはスタッフの定着率が非常に低い職業でもあります。
つまり、定着率が低いため、短期間で新しいスタッフが入れ替わり、すぐに施術や研修を行い現場に出すため、脱毛に関する知識が乏しいスタッフが対応するケースが多いのです。
しかし、高額な料金を支払っているお客様としては、そのような経験の浅い担当者に施術されるのは不安なものです。
脱毛施術自体は難しいものではないため、施術事故が起こるリスクはほとんどありませんが、脱毛に関する知識が不足していると、施術中に毛の状態についての相談をしても的確な回答が得られないことがあります。
また、上司に相談しようと思っても、その上司が常に近くにいるわけではないため、なかなか難しいのが現実です。そのため、脱毛に関する知識が乏しいスタッフは避ける方が無難です。
もちろん、経験が浅くても裏側でしっかりと知識を深めているスタッフも存在します。
知識が豊富なスタッフを選べば、安心して施術を受けることができるでしょう。

スタッフの質に関しては、やはりスタッフ教育が徹底されている大手チェーン店の安心感は大きいです。銀座カラーでは、一人のお客様に対して「チーム制」を採用しており、お客様の体調や状態をチーム全体で共有しています。
全身脱毛は施術時間が長くなるため、スタッフ間のトラブルが少ないサロンを選ぶことが重要です。

