デザインできる?襟足(うなじ)脱毛にまつわる疑問を徹底解決!
髪を結ってアップスタイルにしたいのに、襟足のムダ毛が気になって思うように楽しめない…。
そんな人はいないでしょうか?
首の後ろ部分は「襟足」「うなじ」と呼ばれ、この部分を脱毛すると見た目がスッキリとして肌の白さが際立つ人もいます。けれど脇やVIOの脱毛と比べて知っている情報が少ない部位でもありますよね。メリットやデメリット、デザイン、脱毛範囲や回数、費用まで今回は襟足脱毛についてとことん解説していきましょう。
■襟足(うなじ)脱毛とは?
脱毛サロンや医療脱毛クリニックでは、「うなじ」と「襟足」を同じ範囲にしているところもありますが、実はうなじと襟足は別物です。まず、うなじは首の後ろにある、細くて短い毛が背中とつながって生えているところです。
一方、襟足は首の後ろの髪の生え際を指しており、女性の場合上に向かって生えています。毛の太さで比較すると、うなじより襟足のほうが太めです。このようにうなじと襟足の場所は厳密にいうと異なりますが、多くの脱毛サロン・医療脱毛クリニックでは分かりやすく「うなじ脱毛」または「襟足脱毛」とひとつにまとめていることが多いようです。
■襟足(うなじ)脱毛のメリット・デメリットは?
襟足脱毛の大きなメリットはアップスタイルやショートカットがキレイに見えることです。
さまざまなヘアスタイルを楽しめるようになるのはうれしいですよね。また着物や浴衣だけでなく、首回りやバックが開いたデザインの洋服も美しく着こなすことができます。自信を持ってファッションを楽しめるのも大きなメリットといえるでしょう。
では襟足脱毛のデメリットはなんでしょうか。
まず襟足脱毛は日焼けしやすいため、必ず日焼け対策が必要になります。日焼けをしてしまうと脱毛効果が薄まってしまうだけでなく
照射の痛みを感じやすくなってしまいます。また襟足脱毛は単体でおこなうと背中のムダ毛との境界線が境界線が目立ってしまうことがあります。この場合は背中と襟足、両方の脱毛を検討する必要が出てくるかもしれませんね。
■襟足(うなじ)脱毛は好きな形にデザインできる!
襟足脱毛はプロにお任せすることで左右対称のキレイな形にデザインすることができます。事前に「どのような形が良いですか?」とヒアリングをされることが多いので、自然で美しい好みのデザインを決めておくようにしましょう。
代表的なデザインは、襟足の形になぞらえてアルファベット型であらわされます。たとえば「U型」はUのラインを描く形で左から右に下向きの円を描くような形です。「W型」は左右対称にWの形になっており、現時点でこの形になっている女性が多いようです。「MW型」はMとWを合わせたようなラインで、首を細く長く見せてくれるデザインといわれています。舞妓さんはMW型が多いですね。
襟足のデザイン選びに迷ったら、まず現時点で自身の襟足がどの形に近いかを確認してみましょう。そのうえで、自分の襟足の形に近いデザインを選ぶのが自然に仕上げるコツとなります。襟足は自由にデザインすることができますが、ほかの人から見たときに違和感があっては意味がありません。形を決めるときは「自然な美しさ」を意識してみるようにしましょう。
■襟足(うなじ)脱毛の範囲はどこからどこまで?
前述したように、うなじと襟足は別物です。ただ非常に境界線が曖昧なので「襟足(うなじ)脱毛」はどこからどこまでなのか、範囲が分かりにくいものとなっています。では一般的な脱毛サロンや医療クリニックではどこからどこまでを襟足(うなじ)脱毛としているのでしょうか。
それは毛の太さによって異なるようです。基本的には首の後ろ側から首の付け根あたりが範囲となっており、襟足も細い毛は脱毛できますが太い毛や髪の毛部分は脱毛することができないようになっています。
襟足を脱毛したかったのに、うなじ部分の脱毛しかできなかった…なんてことがないよう、脱毛サロンと契約する前には事前に希望のうなじの形を決め、脱毛できるかどうかをカウンセリングで相談してみるようにしましょう。
■襟足(うなじ)脱毛にかかる費用と回数は?
脱毛サロンの場合、襟足部分の自己処理が不要になるのは6~8回程度、ツルツルと感じるようになるのは12回程度といわれています。自己処理が不要になる8回分の脱毛費用は約20,000円~のところが多いようですね。
一方、医療クリニックで自己処理が不要になるのは5回程度、ツルツルと感じるようになるのは10回程度といわれています。自己処理が不要になる5回分の脱毛費用は約30,000円~のところが多いようです。
費用と回数、デザイン、メリット・デメリットを踏まえて照射範囲について確認しましょう。襟足(うなじ)脱毛に関する知識をしっかりと頭に入れ、美しい襟足を目指していけると良いですね。