できれば自然に残したい!VIO脱毛の種類と注意点まとめ
腕や脚、ワキなど、普段人目につきやすい部分はもちろんですが、水着の季節が近づくと、デリケートゾーンの脱毛(VIO脱毛)を希望する人も多いのではないでしょうか。
でも、気になるのは「どんな形に残すか」ということ。今回は、VIO脱毛の種類や注意点などをまとめてご紹介します。
VIO脱毛はデリケートゾーンの脱毛のこと
VIOとは、ビニキラインからお尻にかけて、いわゆるデリケートゾーンの脱毛のことを言います。
下着からムダ毛がはみ出てしまう、水着を着るときの処理が大変などの理由から、VIO脱毛を希望する女性が増えてきました。
VIO脱毛の種類
VIO脱毛には、大きくわけて3種類あります。順に見ていきましょう。
・Vライン
太ももの付け根からアンダーヘアにかけてのビキニライン。
下着や水着を着たとき、もっともムダ毛が気になる部分。
・Iライン
女性器の両側のライン。
生理のときに蒸れやすく、かゆみなどを生じやすい部分。
・Oライン
肛門周り。
Tバックなどを履く人に需要が高い部分。
この3箇所をまとめて脱毛することを、VIO脱毛と呼びます。
VIO脱毛のメリット
VIO脱毛のメリットとしては、まず「ムダ毛を気にせず自由に水着や洋服を楽しめる」ということ。
Tバックやデザイン性が高い下着なども、自信を持って身につけられます。
何より、水着を着るときが本当にラク!
デート当日、急に「海に行こう!」なんて展開になっても、まったく焦ることなく楽しめますよね。
次に、とても衛生的だということ。
デリケートゾーンは蒸れやすく、雑菌なども繁殖しやすい場所です。
ニオイが気になるという人も多いのではないでしょうか。
生理時のムレやかゆみなどの不快感も、VIO脱毛をすることで解消できることが多いです。
3つ目には、自己処理が必要ないため、肌を傷つけたり黒ずみなどが残ったりする心配がないことが挙げられます。
デリケートゾーンは毛周期が短く、気付けばすぐにムダ毛が生えてくると感じませんか?
毎回カミソリで処理していると、うっかり肌を傷つける危険性があります。
また、黒ずみや埋没毛などのトラブルも。
デリケートな部分だからこそ、できるだけ肌トラブルは避けたいものです。
その点、VIO脱毛をすれば自己処理の必要がなくなるため、安心です。
VIO脱毛のデメリット
一方で、デメリットもあります。
まず、毛が濃い部分のために、他の部位よりも痛みを感じやすいということ。
施術前には事前処理をしていく必要があるため、わずらわしさがあることも。
また、場所が場所だけに、施術のとき恥ずかしいという人もいるので、その点もデメリットと言えるでしょう。
Vライン脱毛の形は6種類
VIO脱毛について、いろいろなメリット・デメリットを見てきましたが、もっとも気になるのが「Vラインをどのような形に残すか?」という点でしょう。
やり始めてから後悔をしないよう、まずはどんな形の種類があるかをご紹介します。
逆三角形
その名の通り、逆三角形に毛を残すタイプ。
水着や下着からはみ出す心配がなく、なおかつ脱毛している感じが少ないので、ナチュラルな印象も残っています。
Iライン
細長い長方形(Iの形)に残すタイプ。
かなりスッキリした印象です。
スクエア
逆三角形の下部分をなくした、台形のような形に残すタイプです。
オーパール(卵型)
楕円形、卵型に残したタイプです。
丸みがあることで、見た目の印象も柔らかくなります。
Uライン(ナチュラル)
もともとの形をいかしたナチュラルなタイプ。
自然な形なので、本人はもちろんパートナーにも好評という意見も。
いかにも「脱毛しました!」という仕上がりを避けたい人におすすめです。
ハイジーナ(無毛)
まったくムダ毛を残さない、無毛のタイプ。
海外では一般的で、日本でもハイジーナを希望する人が増えてきています。
ただし、男性によっては少し気にする人もおり、賛否両論分かれるようです。
Vラインを理想の形に残すためのポイント
一度脱毛すると決めて施術を進めると、二度と同じようには生えてきません。
そこが脱毛の最大のメリットではあるのですが、VIOの場合は「やっぱり違う形にすればよかった…」と後悔する人も少なからずいるようです。
では、自分の理想の形にVラインを残すためには、どのような点に注意したらいいでしょうか。
まずは、自分が理想とする形をもう一度検討してみましょう。
なかには、ハート型などデザイン性の高いVIO脱毛にチャレンジする人もいます。
もちろん、とてもかわいくて良いのですが、温泉などに入ったときに他人の目が気になる、数十年後に後悔するかも、といった声もあります。
パートナーがいる場合は、意見を聞いてみるのもひとつの手です。
理想の形が決まったら、いざ脱毛スタート!
担当のスタッフの人に細かい部分まで相談しながら進めていきましょう。
多くの場合、ハイジーナ(無毛)以外の人も、始めの数回はVIO全体に照射を行います。
そうすることで、アンダーヘア全体が細く柔らかい毛になり、毛量を減らしていけるので、より自然な仕上がりになります。
脱毛サロンの場合は3~4回ほど全照射を行うことが多いようです。
ただし、毛の量や質によって個人差があるので、スタッフの人と相談しながら進めてくださいね。
その後の施術では、残したい形の1cmほど内側まで照射してもらい、その後、形通りに照射してもらうことで、脱毛した部分と残す部分の境目がぼやけ、ナチュラルなグラデーションができます。
VIO脱毛前の自己処理における注意点
VIO脱毛を行う際、自己処理は必須です。
デリケートな部分なので、カミソリで一気に剃るのはNG!
できるだけ肌を傷つけないように、やさしく処理しましょう。
まずは、はさみで短く毛をカット。
その後、顔用の電動シェービングなどで毛の流れに沿って処理していきます。
剃り終わったら、乳液などでしっかり保湿して完了です。
脱毛サロンを予約した前日までに行っておきます。
上から見ながらだと、どのような形になっているかわからない場合があるので、鏡で確認しながら進めると安心です。
脱毛サロンによってはVラインプレートを渡してもらえることもあるので、事前に確認してみましょう。
無料シェービングサービスがあるサロンも
基本的には、事前の自己処理が必要なVIO脱毛。
Oラインは無料でシェービングしてもらえるサロンもありますが、Vラインは頑張って自己処理していく必要があります。
とはいえ、完全に剃りきれないこともありますよね。
実は、剃り残しを無料でシェービングをしてもらえるサロンもあるんです。
シースリーはシェーバーを持参すれば、無料でシェービングしてもらえます。
ただし、明らかに事前処理をしていない場合は、シェービングをしていない部分を避けての施術となるので注意が必要です。
ディオーネも剃り残しを無料でシェービングしてもらえますが、シェービング時間も施術時間に含まれるため、時間を有効に使うためには、出来る限りの自己処理をしていきましょう。
事前の自己処理は毎回のことなので、できるだけストレスなく済ませたいもの。
契約の際には、あらかじめシェービングサービスの有無を確認しておくと、より後悔のないサロン選びができるでしょう。
理想の形をしっかり検討し、肌を傷つけないように自己処理をしたら、準備は万端! デリケートゾーンをキレイに脱毛して、水着の季節を思い切り楽しみましょう!